2008年 11月 26日
じんじゃコロッケ |

じんじゃと言っても生姜じゃありません。伊勢崎の超ローカルフード、それもお町限定の屋台のコロッケ「神社コロッケ」です。そもそも神社コロッケは伊勢崎の南小地区の呼び名で北小地区の子供達はおじいさんが鐘を鳴らしながら屋台引いて売っていたのでチンチン屋と呼んでいました。しかも神社といいながら実際は伊勢崎神社の合い向かいの呑龍様の敷地で売っていたので本来なら呑龍コロッケと呼ぶべきなのです。でも子供達はそんなことは関係なく「神社コロッケ」って呼んでいました。もしかしたら、ちゃんとお店の名前があったのかもしれません。
白衣を着た無口のおじいさんと威勢のいいおばあさんの組み合わせは絶妙で並んで待っていても楽しかった・・・
その無口なおじいさんは数年前に亡くなり、一時は幻になりかけた神社コロッケを受け継いだのが小諸庵さんです。現在は伊勢崎市民病院の前で営業をしてます。


僕が子供の頃はコロッケとおいも(いも天)とケゾ天でした。
今はゲソは人気がないので切り身に変えたそうです。
神社コロッケはコロッケっていう名称が付いていますが、初めて食べた人は、ん????って
感じるかもしれません。中身はたぶん、ジャガイモが半分、小麦粉が半分、何故か青海苔が入ってます。食感はちょっとモチっとした感じかな・・・はっきり言ってコロッケって言うカテゴリーからはハミ出してます。ほとんどがウスターソースの味です。昔はコンビニなんて無かったから子供たちにとってはご馳走だったのかもしれません。

ウスターソースをくぐったコロッケは昔の貧乏な味がしました。
ん~ルネッサンス。
by kawasemi104
| 2008-11-26 19:15
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