夏休み岩稜歩き－本谷カール

前日のショックがまだ残ってはいるものの快適な朝を迎える事が出来ました。
本来は遅れを取り戻すべく、早や立ちで出発するべきなのでしょうが・・・
まだ、心は折れたまま・・・
政次郎のパンのフルーツライとコーヒーでゆっくりと朝食をとってから出発しました。

モレーン（氷河が谷を削りながら時間をかけて流れる時、削り取られた岩石･岩屑や土砂などが土手のように堆積した地形）を越えると雄大な本谷カールが目の前に現れました。
ここまで、登って来た人間にだけ、見ることが出来る絶景が広がっています。

地図とにらめっこ。
目指すは写真右端のＹ字の右。まだまだ登るなぁ・・・＾＾；
足場の悪いガレ場をゆっくりと、お花畑の花を踏まないように注意しながら登ります。
振り返ると・・・

あと、ひとのぼり。



最後に大石を越え、ハイマツを越えると、登山道にでました。
岩にはコースを示すペンキマークがあります。
無事？にバリエーションルートを登りきりました＾＾。
少し下には休憩をしている人が見えます。人に合うのはなんだか久しぶりな感じ。

南岳まではまだまだ登らなければなりませんが、点々と続くペンキマークが嬉しい。
険しい登山道も高速道路に見えるから不思議です。



ビバーク地点７：００－登山道９：３０－南岳小屋１１：００