パリー食堂のオムライス |
登録有形文化財に指定されているパリー食堂。
建造は昭和2年、カフェから料亭、そし食堂へと時代の流れとともに変わってきたものの、外観はほとんど変わっていないそうです。
3階建てのように見えますが木造2階建。片流れ造金属板葺き屋根。
2階の窓はアルミサッシになってしまってますが、3階の窓のように見える小屋裏の窓は当時のまま。
ラスモルタルで仕上げられた正面の壁の最上部にはコーニスが廻り、その下にはエッグアンドダーツのモールディングが施されています。(説明板の受け売り^^;)
昭和時代初期から昭和30年代かけての秩父の賑わいを今に伝える近代商店建築の一つとして貴重な建造物となっています。
さてさて、平仮名でぱ・り・いと染められた丼もかわいいのですが、今回はオムライスで。
ポテトサラダの横に季節のフルーツがどーんと付いて700円。
水のコップにスプーンが入って出て来るのがパリー流?
さっぱりと仕上げられたチキンライスの中には大きくカットされたタマネギや鳥肉がゴロゴロ。
(タマネギ、見えてますね^^)
ふわとろのオムライスもいいけど、僕はやっぱり、こっち!。
実に懐かしい味わい。また、食べたくなっちゃうおいしさです。
あごヒゲを蓄えた店主も文化財級。レトロなカウンターでコップを磨いている姿がサマになってました。流石、カフェ・パリー。
秩父にお越しの際は是非、お立ち寄り下さいませ^^。
パリー食堂
埼玉県秩父市番場町19-8
0494-22-0422
不定休