杣添尾根から赤岳へ① |
今年の雪の始まりは例年より早かったような・・・
雪の便りが届きはじめた10月27日、アイゼン、ピッケル、冬用靴、スノーシューを車に放り込んで、八ヶ岳へ向かいました。
しかし、海の口の横岳登山口に着いてみると、雪の気配はありません。
前日の天気で融けてしまったようで、見上げれば山頂付近が薄っすらと白いだけ。
とりあえず、軽アイゼンをザックに詰めて、杣添尾根を登ります。
杣添尾根(そまぞえおね)の杣(そま)は古代・中世の国や権門が所有した山林のことだそうで、海で働く人を海人(うみんちゅ)山で働く人を杣人(そまびと)と呼ぶと聞いた事があります。
展望の無い森の急登をひたすら3時間。
北斜面の夏道には雪がありました。
やがてハイマツ帯になり視界が開け、尾根がうっすらと。
三又峰到着。
横岳登山口7:00-南八ヶ岳林道出合7:30-ハイマツ帯10:00-三又嶺10:30